花映塚から60年。再び幻想郷に異変が訪れる――。 涙を流しながら骸を抱く映姫を夢で見た小町。 そしてその後、三途の河沿いで石を積む映姫に小町は出会い、それを最後に映姫は小町の前から消えてしまう。 「閻魔職権乱用につき、処罰を与えられる。その処罰とは幻想郷への異動であり――」 「六十周期の異変が幾度訪れた後、その魂は消滅に至る」 小町の目は無意識の内に大きく見開かれる。 自分の生まれた意味を、映姫の過去を、映姫の宿命を知った時、小町の起こす行動とは―― 彼岸が二人を分かつ時 ・2013.12.30 コミックマーケット85 ・東5ホール ノ-03b「川の流れに身を任せ」 ・文庫サイズ 170ページ ・頒布価格:1100円 ・執筆者:riverside ・本文サンプル |