モデルランド田中             2014.2.16 Digitrax SoundFXデコーダ用 Sound Project File/SL−C ご紹介 ◆対象デコーダの形式/種類: Digitrax 4Mbit(以上) SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名: SL-C.spj ◆推奨利用車種: 蒸気機関車(C12など) ◆ファイル内容: Digitrax社HPのSoundDepotからダウンロードできる「BR Class 'Standard 5'」のSPJファイル をベースに、ドラフト音、ホイッスル、ショートホイッスルはC12-66の音を独自に編集したもの に入れ替えています。 また、エアポンプ(真空ポンプ)の音はベースのspjファイルから消去し ています。 ◆ファンクションとCV値: ファンクションとCV値については、BR_std5.spjファイルの設定に従うことになります。 <ファンクション> F0- ライトON/OFF、 F1- ショートホイッスル ONのままにすると発車時に自動的に鳴ります: 前進時2回、後進時3回 F2- ホイッスル F3- 投炭音---ONにしておくとCV147の設定のサイクルで投炭作業 F4- 真空ポンプ音(無音にしてあります) F5- ウォーターインジェクター音 F6- 蒸気シリンダーの噴出し音 F7- 空転のドラフト音(走行せずにドラフト音)   F8- 消音(ミュート)のON/OFF[F8 ONで消音] F9- ブレーキのキーキー音 F10- 砂まき音 F11- グリースアップ音(速度=0の時) F12- 安全弁の蒸気放出音 <サウンド関係のCV値> [ ]内の値はデフォルト値(工場出荷時の設定値); CV58 マスターボリューム(0=最大、ミュートはF8で) 1-15 [9] CV60 サウンドスキーム(0にしておく) [0] CV133 ドラフト音/カムの構成定義(インチ単位での動輪直径、128⇒外部カム) 0-127 [63] CV134 ギヤ比の調整:32⇒100% [32] CV135 ミュート時のボリューム 0-64 [00] CV140 主動力のボリューム 0-64 [60] CV142 ホイッスルのボリューム (=50程度がよいです) 0-64 [60] CV143 空圧機器が時折発する音のボリューム(ポップオフ、乾燥機、コンプレッサー) 0-64 [60] CV145 投炭/砂まき音のボリューム 0-64 [30] CV147 投炭スピード(1=約2秒) 1-64 [50] CV148 ウォーターインジェクターの動作頻度 [30] CV149 真空ポンプの動作頻度 [25] CV150 ホイッスル種類の選択(0=標準のホイッスル、1=ボリューム調整したホイッスル) [0] CV154 安全弁の蒸気放出音のボリューム 0-64 [60] ◆ドラフト音と動輪の同調 外部カムを使用しないで同調させる場合は、 ・走り出しの同調は、CV2のスタート電圧で調整、 ・走行中の同調は、CV133の動輪直径、CV134のギヤ比で調整するとともに、必要ならスピード テーブルでも調整します。 例えば、C12ですと動輪直径1.4mは約55インチなのでCV133=55、本 物はギヤは使っていないので、ギヤ比は100%でCV134=32です。 しかし実際には、モータ特性 や駆動部の走行抵抗などが車両毎に異なるため同調することは稀ですので、CV134の値を調 整して下さい=> CV134を2倍の64にするとドラフト音のテンポは2倍になり、16にするとテンポは 半分になります。 注)モデルランド田中は、この資料とSL-C.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる 結果に対し責任を負いません。